手羽先のデュエマ&シャドバBlog

デュエルマスターズやシャドウバースについて書きたいこと書きます

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※7月30日発表のナーフに合わせて記事の内容を修正しました。
また、ニュートラルヴァンパイアに関する文章は7月30日以前のものとなります。



こんにちは、手羽先です。
シャドウバースのナーフ、もう間もなくって所まで来ましたね。(執筆時点で7月28日なので間もなく過ぎですが…)
今回はレジェンドを含めた5枚“以上”のカードがナーフされるとのことなので、期待が高まりますね。
《トーヴ》《ゴブリンリーダー》《アリス》などを使い盤面を制圧しながらビートダウン、締めには《昏き底より出でる者》によるバーストでのフィニッシュも可能な流行りのデッキ「ニュートラルヴァンパイア」からいくつかのカードがナーフされるのはほぼ確実でしょう。

※追記:
公式の予定通り7月30日にナーフが発表されました。
ご存知だとは思いますが、種類は《トーヴ》《ゴブリンリーダー》《バフォメット》《風の軍神・グリームニル》《昏き底より出でる者》《ウロボロス》《スノーホワイトプリンセス》の7種類です。詳しくはこちらから。



そんな中、ニュートラルヴァンプに飽きたためニュートラルシナジーを使わないヴァンパイア固有カードの中に《昏き》を当てはめたデッキを作ってみたい」という気持ちが僕の中で湧いてきました。
それと同時に僕が目を付けたカードが《バンダースナッチ》です。

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突進
ファンファーレ エンハンス 7; 「ラストワード 次の自分のターン開始時、コスト6以上のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す」を持つ。



普通に出すと5/4/5の突進ですね。
エンハンス7も付けると、ラストワードでコスト6以上のフォロワーを次の自ターン開始時に踏み倒すことができます。
2pickを積極的にやってる方は特にお世話になってるんじゃないかと思います。

こんな良さそうなカードがあるのに、ランクマッチではほとんど見かけません。
ニュートラルヴァンパイアには《屈強な山岳隊長》という5/3/5突進で便利な能力持ちという、かなり類似したスペックかつニュートラルというフォロワーがいることが大きいですね。
加えて《緋色の剣士》という、ほとんどのヴァンパイアの5コスト枠に入るのではないかというくらいのOPがヴァンパイアには存在するため、5コストで出した場合あくまで「5/4/5突進」で終わる《バンダースナッチ》は枠から溢れ出てしまうのは仕方ないことでしょう。

しかしニュートラルという枷を外せば、《緋色》はともかく《隊長》を入れる理由は薄くなります。
その枠に《バンダースナッチ》を入れ、ニュートラルヴァンパイア(以下、Nヴァンプ)をベースにしつつもその他の枠を《スナッチ》に寄せた構築が以下のレシピです。


デッキレシピ

バンダースナッチ型昏きヴァンパイア

3 x 吸血姫・ヴァンピィ
3 x 糸蜘蛛の悪魔
2 x 狼少年
3 x 鋭利な一裂き
2 x 眷属の召喚
3 x デモンコマンダー・ラウラ
3 x ひねくれ者の悪魔
3 x ベルフェゴール
3 x 豪拳の用心棒
3 x 夜の群れ
3 x 緋色の剣士
3 x バンダースナッチ
3 x ディアボリックドレイン
3 x 昏き底より出でる者



このデッキの特徴

《バンダースナッチ》と《昏き底より出でる者》を軸にしたミッドレンジ系のデッキです。
通常のNヴァンプと比較すると、

・《ヴァンピィ》と《フォレストバット》のシナジーというバーン手段。(《ファントムキャット》はバーンとしては不安定でやや頼りない)
・《ベルフェゴール》という《ファントムキャット》よりも軽いドローソースがある。
・《夜の群れ》と《ディアボリックドレイン》を搭載したことで中盤以降の除去性能が高い。
・《スナッチ》からの《昏き》に《ラウラ》で疾走16点13点!
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という特徴があります。
各項の詳しいことは後述の各カード解説で説明します。

逆にNヴァンプに劣ってる点は、

・盤面構築力はNヴァンプより低いので、中盤までの爆発力はあちらに劣る。
・《トーヴ》が不在のため、序盤のせめぎ合いはあちらより弱い。
・《バフォメット》が不在なことに加え、《ベルフェゴール》で体力を削ることもあるということで、相手に5ターン目エンハ《バフォ》を使われるとほぼ詰み。
・あちらと比べてフィニッシュを《昏き》に頼ってる部分が大きくなってるため、アクセスできないと決定力が低め。(あちらはニュートラルシナジーでのゴリ押しという勝利プランもある)

といった差があります。

しかし、ニュートラル系に序盤理不尽さえされなければ多くのデッキと戦える、いわゆる地雷デッキの1つになったかと思います。
もちろん実際に使用もしました。中々連勝ができて歯ごたえを感じたところです。画像ソースが無いのが申し訳ない。


各カード解説

各カードの見出しをクリックするとShadowverse Portalのカードページへ飛びます。

《吸血姫・ヴァンピィ》
《夜の群れ》と組み合わせると2点バーンに加え進化込みで3点火力になるのでかなり強力。
《一裂き》や《緋色》の他のバーンを搭載することで《昏き》の圏内に持ち込みやすくする狙いでもあります。

《糸蜘蛛の悪魔》
2点自傷パワーカードその1。
2コストで高い体力の守護は後半の疾走ケアなどでかなり強いです。

《狼少年》
攻撃力が3あるため《トーヴ》と相打ちに持ち込めるのが最大の長所。
しかし、後攻を捲くるために増殖している《御言葉の天使》に取られるのが非常に辛いため、元々3枚入れてたところを2枚にしています。

※追記:トーヴがナーフされたためここの枠は諸説になりました。入れ替え候補は《昏き》のバーンダメージ減少を埋めるための《ブラッドウルフ》でしょうか。《愛の悪魔・ガレット》も面白そうです。

《鋭利な一裂き》
2点自傷パワーカードその2。
やはり《群れなす飢餓》と迷う部分はあると思いますが、3点バーンは《昏き》とのシナジーが大きいためこちらになりますね。

《眷属の召喚》
なるべく《ヴァンピィ》や《夜の群れ》とのコンボで使いたいカード。
単体だと弱めの初動としてが精一杯のため2枚。

《デモンコマンダー・ラウラ》
《バンダースナッチ》から出た《昏き》を走らせる、ぶっちゃけそのためだけのカード。
一応《狼少年》を3点火力に変換したり、《緋色の剣士》を《大鎌の竜騎》ように使ったりなどもできます。
2枚の時もあったが使いたい時に引いておきたいため3枚。

《ひねくれ者の悪魔》
2点自傷パワーカード番外編。
展開系相手には守護、コントロール系には3/4/3になってダメージを稼ぎやすくなるという都合のいい優秀な能力を持つフォロワーです。

《ベルフェゴール》
実は復讐シナジーは《ラウラ》と《ディアドレ》しかありませんが、ドローが超強いため問題なし。
隠れたデッキの核です。

《豪拳の用心棒》
2点自傷パワーカードその3兼WLDヴァンパイアOP枠その1。
ニュートラル軸の方ですら余裕で入るやばいやつ。進化権を使わずここまでできるのは凄い。

《夜の群れ》
地味だけど盤面の展開と除去を一度にこなせるナイスカード。
これが強いから《ヴァンピィ》や《眷属》を採用してると言ってもいい。

《緋色の剣士》
WLDヴァンパイアOP枠その2。
このデッキの場合《ベルフェゴール》で自傷した後の回復手段としても強い。

《バンダースナッチ》
経緯は前述した通り。
2pickをプレイした結果、構築でのこのカードに可能性を感じたという部分もありました。

《ディアボリックドレイン》
《ベルフェゴール》との組み合わせがやはり強い。
このカードや《夜の群れ》を上手く使いEPを温存し《昏き》まで繋げたいです。

《昏き底より出でる者》
WLDヴァンパイアOP枠その3。
フィニッシャー。何度も言ってしまいますが、なるべくEPを温存するプレイをして16点13点を出せるように心がけましょう。


不採用カード

入ってもおかしくなさそうだけど入れなかったカードの補足をしていきます。

《カオスシップ》
コスト5が《緋色》《スナッチ》と被るため。
《ブラッドウルフ》不在によりこのデッキではバリューが低めかと。

《バフォメット》
《スナッチ》を軸にしてるためわざわざ2/1のサーチを追加で採用する理由もない。

※追記:ナーフの影響で「フィニッシャーに繋げるコンボパーツ」から、《ミニゴブリンメイジ》のような「手札を切らさず横に並べられるフォロワー」と全然違う役割のカードになったため、《狼少年》辺りの枠に入れるのも悪くないと思います。

《群れなす飢餓》
《一裂き》の説明を参照。

《黙示録》
入れてもよかったけど最初に構築する時に入れるの忘れてました()
しかし上手く回ればこれに頼らずに処理も追いつくため、枠の問題もあり、完全に受け身であるこのカードを採用は難しいです。
これがあれば捲れるけど無いとどうしようもないといったシチュエーションは割り切り。


最後に

記事を書いてたら29日になってしまいました。もう1日待てばナーフが来てしまいますね()
しかし、このデッキにはナーフ候補である《バフォメット》《トーヴ》《ゴブリンリーダー》《アリス》は積んでないため、《昏き》にゴミのようなナーフさえ来なければ戦えるデッキとして維持できるかと思います。

※追記:
上記の中だと《アリス》以外が予想通りナーフされました。
《昏き》に関しては、少なくとも《ゴブリンリーダー》のような紙レベルのナーフでは無かったのでとりあえず安心です。


ナーフが来たらこの記事の一部に修正を加えつつまた別の記事を書ければいいなと思います。
※追記:修正しました。
では、また次回に。

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手羽先がデュエルマスターズやシャドウバースについて書きたいことあったら書いていこうかと思います。
昔はメイプルストーリーのことも書いてました。
このブログは過去に使っていたブログを再利用したものです。


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